18歳で初めての個展を開催し、今年で画業40周年を迎える今展では、「夢とロマンを求めて」をテーマに描かれた新作をご紹介いたします。
人の心に必ずある童心や、幼い頃抱いた夢や希望といった純粋な気持ちを、ピエロを通じてキャンバスに表現した作品の数々・・・。
誰にも微笑みを与え、忘れかけていた子供の頃の気持ちを思いおこさせ、どこか懐かしい、温かい気持ちにさせてくれることでしょう。
会期中作家本人が、素敵な作品とともに皆様のご来場をお待ちしております。
【作家からのメッセージ】
ぼくは、ぴえろに魅せられて描き続けています。
ぼくのピエロは道化師ではなく、子供の象徴です。
みなさんは、あの、こぼれ落ちる涙から、喜び、悲しみ、夢と希望、怒り、憂鬱を思いおこすことでしょう。それは、大人になった私たちの心の中にある気持ちです。
その中で、僕が表現したいのは夢です。
幼いころ、誰もが持っていた、純粋な夢と希望。大人になっていくうちに、いつの間にか、どこかに捨ててきてしまっていませんか。キャンバスの片隅に、必ず登場する自転車は、童心に返るためのタイムマシーンのようなものです。
それに乗って、いつでも童心に返れるようにという願いが込められています。
夢だけでは生きていけないというけれど、心の中にしまい込んだ、童心に出会えたら、もう一度、純粋な夢と希望を持つことの素晴らしさを思い出すのではないでしょうか。
夢を捨ててしまった人たち、忘れてしまった人たちに、もう一度夢をもってもらいたい。これが僕の、ピエロに託した願いです





